水と金の大阪杯
大阪は、水運に支えられて経済と文化の中心的都市として発展し、明治の頃には"水の都"と呼ばれた。まずは水から大阪杯を紐解いてみたい
17年からGⅠに格上げされた大阪杯
17年1着 清水調教師 17年2着 川田騎手 17年3着 池添騎手、池添調教師 18年2着 池江調教師 18年3着 川田騎手、池江調教師 19年1着 池江調教師 19年2着 川田騎手、石川オーナー
どれも水に関わるものだ。川田は3年連続で馬券内であり、有力馬+水の力とイマジネーションしたい。
では今年は… 川田が今年もブラストワンピースという有力馬に騎乗するので引き続き注目だが1頭気になる馬がいる。
レッドジェニアル鞍上は酒井。 『水』は日本酒成分の約80%を占める。良質の豊富な水に恵まれることが酒造地の条件とも言われている。 つまり酒と水は切っても切れない関わりを持っている
そしてレッドジェニエルで忘れられないのが去年の京都新聞杯。母レッドアゲートが同じ京都の日経新春杯で12人気3着という穴を開けた事があるので、もしかしたらと注目していた馬であり11人気で1着した。しかしそれだけではない。同日、東京では雹が降ったのだ。その後、数レースが中止や延期に追い込まれた。京都は晴天だったが東京はまさに暗雲立ち込めていた。余談だがその京都新聞杯2着のロジャーバローズはダービー馬になる。
雹【ヒョウ】雲(積乱雲)から降る直径5ミリ以上の氷塊。氷は個体の状態にある水だ。雹の日に重賞勝ちした馬。これはもしかしたもしかする。
大阪杯と金
大阪杯はGⅡ時代から『金』との関わりも強かった
09年1着3人気ドリームジャーニー 父ステイゴールド 10年2着9人気ゴールデンダリア 11年3着3人気エイシンフラッシュ 13年1着1人気オルフェーブル 父ステイゴールド 14年2着6人気トウカイパラダイス 父ゴールドアリュール 15年3着6人気エアソミュール 前々走金鯱賞 16年3着4人気ショウナンパンドラ 母キューティーゴールド 17年2着7人気ステファノス 祖母ゴールドティアラ 17年3着4人気ヤマカツエース 父キンカメ、前走、3走前金鯱賞1着 18年1着1人気スワーブリチャード 前走金鯱賞1人気1着 18年2着6人気ペルシアンナイト 兄ゴールドアリュール 19年1着9人気アルアイン 前走金鯱賞、千両賞1着あり。
しかし今年は『金』での絞り込みは難しい。理由はたくさんいるから。父や父父ステイゴールド。父や母父キンカメ。金子オーナー。前走金鯱賞、金杯。そしてダノンキングリーなどなど。あえて気になる馬を挙げるとしたら
サトノソルタスとジナンボー。どちらも堀厩舎で藤岡兄弟が乗るから。しかも兄がジナンボーで次男はソルタス。ジナンボーは母父キンカメで金子オーナー。ソルタスは母父父がシーキングザゴールドで前走金鯱賞。予想11人気と12人気。んー。どっちも穴としては魅力的だ。