競馬考察の日記

根田のデットーリをリスペクトして競馬をイマジネーションで考察する

王道について

桜花賞の不動のトライアルはチューリップ賞で間違いない。そしてチューリップの前哨戦は阪神JFが王道。例えば

09年ブエナビスタ J1人気1着⇒チュ1人気1着⇒桜1人気1着                                       10年アパパネ   J2人気1着⇒チュ1人気2着⇒桜1人気1着         14年ハープスター J1人気2着⇒チュ1人気1着⇒桜1人気1着

でも気づくとハープスターが最後の王道になりつつある

16年メジャーエンブレム J1人気1着⇒クィ1人気1着⇒桜1人気4着!               17年ソウルスターリング J1人気1着⇒チュ1人気1着⇒桜1人気3着!       18年ラッキーライラック J2人気1着⇒チュ1人気1着⇒桜1人気2着!     19年ダノンファンタジー J1人気1着⇒チュ1人気1着⇒桜1人気4着!

JF、チューリップ連勝(好走)の馬が勝てなくなってる。はっきり違和感を覚えたのは18年。それ以前のメジャーエンブレムソウルスターリングはローテや馬場、関東馬だったからとなんとなく理由は付けられたが、関西馬ラッキーライラックは王道中の王道を歩んだにも関わらず2着。しかも勝ったのは関東馬。翌年のダノンファンタジーハープスターと同じディープ産駒+王道で、またも関東馬に敗れる。王道=桜1着は過去のローテになりつつある。

ここ2年の勝ち馬は上記の通り関東馬で                           18年2人気アーモンドアイ 前走シンザン記念1着                  19年2人気グランアレグリア前走阪神FS3着

『JF、チュの1着も桜1人気も必要ない』を合言葉に関西圏で行われる桜花賞で長年苦汁嘗めてきた関東馬の逆襲が始まっている気がする。それを知らしめたのが17年のソウルスターリングだった。JF1着でもチュ1着でも桜1人気でも勝てないならそんなのいらない。ほしいのは桜花賞1着!だと。

現在の予想1人気はJF1着のレシステンシア(西)そして2人気がサンクテュエールでアーモンドアイと同じシンザン記念からの直行かつJF・チュの出走もなし、かつ今のところ1人気でもない関東馬だ。

ある意味注目は同じ関東馬のマルターズディオサ。JF2着⇒チュ1着のいわゆる旧王道を歩んできている。しかも非1人気での成績。チューリップ賞後はそのまま栗東に滞在しておりJ・チュの着順こそ違えど同じ手塚厩舎のアユサン(13年1着)を彷彿させる。旧王道VS新王道の関東馬対決の構図をイマジネーションする。