競馬考察の日記

根田のデットーリをリスペクトして競馬をイマジネーションで考察する

ミックスダブルス。ラリーは続くどこまでも

映画「ミックス。」を見た。主演はガッキーと瑛太で共演は広末涼子などなど     主人公の多満子(新垣結衣)は元天才卓球少女のOL。多満子は会社の卓球部のエースである恋人の江島を同じく卓球部の愛莉に寝取られ、田舎に帰ってくる。そして亡き母が経営していた「フラワー卓球クラブ」で元ボクサーの萩原(瑛太)に出会う。多満子は江島・愛莉のペアを卓球で倒して復讐するために、萩原とペアを組んで大会に出場する。というのがざっくりしたあらすじ。

最後の大会前に多満子と萩原のペアはバラバラになる。大会当日、多満子は再就職した缶詰工場にいた。そこに萩原ことハギが迎えに来る訳だが、このシチュエーションはまさにリチャードギアの「愛と青春の旅立ち」のオマージュだ。和久井映見唐沢寿明の94年に放映されたドラマ「妹よ」でもラストシーンとして使われていたのでよーく覚えている。

そもそもオマージュとは何ぞや。オマージュについて調べてみると他人の手掛けた、尊敬する作品に影響を受け、さらに独自の要素を加えて自分の作品を作ること 

らしい。でやっと競馬の話に入るが、英国ダービーをオマージュしたのが日本ダービーであり、日本ダービーをオマージュしたのが青葉賞ではないか。

青葉賞がダービーをオマージュした結果はどうかをまず見てみたい。元々は指定オープンだった青葉賞が94年にG3にそして01年にG2に格上げされた。ここではG2格上げ後の01年から振り返る。青葉賞をステップにダービーを好走した馬は(その年のダービー馬)

01年 1着 シンボリクリスエス  ダービー2着 (タニノギムレット)               02年 1着 ゼンノロブロイ        2着 (ネオユニヴァース)           04年 1着 ハイアーゲーム        3着 (キングカメハメハ)      06年 1着 Aヤメイン          2着 (メイショウサムソン)         11年 1着 ウインバリアシオン      2着 (オルフェーブル)         12年 1着 フェノーメノ         2着 (ディープブリランテ)          13年 2着 アポロソニック        3着 (キズナ)                14年 6着 マイネルフロスト       3着 (ワンアンドオンリー)         17年 1着 アドミラブル         3着 (レイデオロ)           18年 2着 エタリオウ          4着0.2(ワグネリアン) 

ダービー好走への条件は青葉賞を連対する事。マイネルフロストは超例外としたい。ちなみ毎日杯の勝ち馬で皐月賞をスキップしての青葉賞だった。同じ毎日杯1着のAメインがこれに当てはめる。今年の出走予定馬で重賞勝ち馬はいないのでフロスト系はいないとする。

他の系列も整理すると

まずはシンクリ、ロブロイ、アポロの3頭。で山吹賞がキーワード。しかしここも今年は1着馬なし。次にハイアーゲームウインバリアシオンフェノーメノ弥生賞負けからここをステップにダービーを目指した。今年は3着のオーソリティがいる。最後に阪神2400組。アドリラブル、エタリオウが該当。まとめると

①フロスト系➡なし                                  ②山吹系➡なし                                       ③中山重賞系➡オーソリティ                                ④阪神2400系➡アザレア1着フライラークバードと                        ゆきやなぎ1,2着のヴァルコス、アイアンバローズ  

後は過去のこの系列の馬たちと比べて遜色ないのか否かだが、この予想はあくまで今年の青葉賞組がダービーで好走するという前提に立っている事をお忘れなく

天皇賞(春)

過去5年の1,2着馬の3走前までの成績を見ていて気付いたことがある。             名付けて最近同じだったよね作戦。略して最近同じ

2015年1着ゴールドシップ2着フェイムゲーム 前々走AJCC                  2017年1着キタサンブラック2着シュバルグラン   有馬記念                2018年1着レインボーライン2着シュバルグラン   有馬記念                2019年1着フィエールマン2着グローリーヴェイズ  菊花賞

ほら!じゃあ2016年はと言うと、1着キタサンブラックの前々走は有馬記念で2着カレンミロティックの前走はJC…。前々走が違うのに来るのは連覇の兆しと位置づけた。つまり去年のフィエールマンは『最近同じ』が発令されての1着だから連覇はない。もし『最近違う』で決着したら来年は連覇があるとする。しかし今年のメンバー(特に4歳馬)で来年も勝てそうなメンバーは見当たらない。だから今年も『最近同じ』が発令されると決めつけて、前々走同じレースに出てた馬同士の馬連を買えばいい。

1人気確実のフィエールマンの前々走は凱旋門賞。この馬しかいない。元々1人気はナイガシロにできるレースだしここは思い切って3着付けに。

今年は3組のペアに絞られる

日経新春杯ペアのモズベッロとメロディーレーン                        有馬記念ペアのエタリオウとキセキ                             AJCCペアのミッキースワローとスティッフェリオ

馬連3点で取れる。